ごあいさつ

ごあいさつ
 アルゼンチンは、日本とは地球上で、最も離れた場所に位置する国です。タンゴで有名なこの国が、世界で5番目に日系人の人口が多い国であることは、案外知られていません。ご縁があり、この国で暮らす日系人と知り合いました。
 
彼らが移住した時期は、明治時代から高度経済成長期直前のピークまで長期にわたります。同じ80歳でも1世も2世もいます。さらにその子孫達と、日系人の年齢構成も多様です。2世や3世には、日本語を話さなくなった人もいます。しかし彼らの生活は、世代にかかわらず、日本の古い習慣を忘れることなく営まれています。
 遙か遠い国に渡った日本人は、何時から日系人に変わっていくのでしょう。過去の苦労は奥にしまい、こちらの笑顔に応えてくれる。彼らの姿は、子供の頃に見 た昔の日本の大人の姿そのものでした。日本のちょうど反対に位置するアルゼンチンに暮らす人々の生活は、左右は反転するが上下には変わらないという、鏡に 映った姿を見るようでした。
 
1世を中心に、自分が生きてきた年数より長くアルゼンチンに暮らす人々を写真に収めました。

2016年9月11日日曜日

第6回世界のウチナーンチュ大会連携イベント

http://wuf2016.com/jp/



写真展『鏡像の祖国-アルゼンチンの日系人たち-』沖縄・那覇展が、第6回世界のウチナーンチュ大会連携イベントになりました。
 世界のウチナーンチュ大会は、世界中に離れて暮らす沖縄出身者が、日にちを決めて沖縄に帰り交流を深めようという、沖縄県の催しです。
アルゼンチンに住む日系人の、約80% が沖縄出身者であるため、かの国で暮らす人たちを撮影した本写真展も、世界のウチナーンチュ大会の連携イベントにしてもらいました。

会場
沖縄県立博物館美術館県民ギャラリー 1
会期
10月25日=30日
 アクセス
沖縄都市モノレール ゆいレール
おもろまち駅下車 徒歩10分


第6回世界のウチナーンチュ大会マスコットの『笠丸』くんです

沖縄展


 

写真展『鏡像の祖国-アルゼンチンの日系人たち-』沖縄・那覇展のご案内です。

会場
沖縄県立博物館美術館県民ギャラリー 1
会期
10月25日=30日
 アクセス
沖縄都市モノレール ゆいレール
おもろまち駅下車 徒歩10分